【2024年最新版】クリニックでの補助金・助成金は何が使える?
自動精算機やセルフレジの購入にも活用できるクリニック向け補助金・助成金を一挙にご紹介

【2024年最新版】クリニックでの補助金・助成金は何が使える?<br>自動精算機やセルフレジの購入にも活用できるクリニック向け補助金・助成金を一挙にご紹介

クリニック(診療所)で、業務効率化とサービス向上のために精算機等の機器購入を検討しているドクターは多いのではないでしょうか?"しかし、その導入コストの大きさから断念したり、設備投資は経費計上ができないため財政的な負担を感じたりすることもあるかと思います。そこで今回は、そんなクリニックを支えるための2024年に活用できる補助金や助成金について詳しくご紹介いたします。

補助金・助成金の違いとは

クリニックが受けられる国からの金銭的なサポートの中で、身近なものである補助金と助成金はそもそもどのような違いがあるのかについて解説します。ここでは支給目的、管轄団体、要件、募集期間の4つの観点で比較します。

補助金

支給目的:新規事業や起業促進、研究開発など
管轄団体:経済産業省
支給要件:審査あり
募集期間:特定の時期で1週間~1ヵ月など

助成金

支給目的:事業者の労働環境改善や人材育成を支援
管轄団体:厚生労働省
支給要件:要件を満たした事業者には原則給付されます
募集期間:通年(長期間)

事前準備が必要なもの

補助金の申請には、導入する機器の見積書や相見積(設備投資)の他にも事業計画書が必要になるものもあります。また導入後の効果報告も義務となっているものもあります。
また助成金は雇用に関わるタイムカード/雇用契約書/労働条件通知書/就業規則/36協定などの労務に関わる書類を整備しておく必要があるものもあります。
詳しくは各種申請の公募要領等をご確認ください。

補助金・助成金を使用するメリットや節税方法

ここではクリニックが補助金や助成金を活用することのメリットを確認します。

設備投資の費用 を抑えられる

補助金を利用する際に多くの方がイメージされているとおり 、最大のメリットは、補助金を受け取ることによる財政的な負担の軽減にあります。これは実質的な「値引き効果」でもあり、機器やソフトウェアの導入をより検討しやすくなります。

従業員が働きやすい環境の実現

助成金の支給目的と重なりますが、人事や労務の領域で積極的に投資することができるようになるため、クリニックで多い労務トラブルを抑えることに繋がります。

圧縮記帳

圧縮記帳とは補助金受け取りの際の一時的な節税方法です。
補助金は、受け取り時に会計上「国庫補助金受贈益」で処理することになり、企業の利益に含まれるため課税所得に該当します。 課税所得が増えると税負担が大きくなるため、補助金の効果が薄れてしまいかねません。このような事態を防ぐために活用できる節税方法になります。ただし、対象外の補助金もありますので実際の活用方法は税理士にご確認ください。

【2024年版】クリニック向け 補助金・助成金

2024年度にクリニックで活用できる補助金と助成金をピックアップします。

【助成金】
キャリアアップ助成金

支給額:40万円
要件 :6 ヵ月以上雇用している非正規社員(契約社員/パート社員)を賃金3%以上アップの条件で正規社員へ転換し、かつ正規職員として6ヵ月以上雇用を継続する。
※さらに6ヵ月以上雇用すると、プラス40万円受給

両立支援等助成金

①ママコース
支給額:60万円
要件 :母親の育休取得または原職への復帰
※取得時、復帰時に各30万円。1事業所あたり2名まで。
②業務代替支援コース
支給額:1人あたり最大67 .5万円
要件 :育休取得者発生時に業務代替する労働者を雇用

働くパパママ奨励金(東京都のみ)

①パパコース
支給額:最大300万円
要件 :男性従業員が15日以上の育休を取得して原職復帰する
②ママコース
支給額:125万円
要件 :1年以上の育休を取得し、原職 に復帰する
※いずれも1法人あたり1回のみ申請可能

業務改善助成金

支給額:最大600万円(設備投資の支出経費の3/4)
要件 :従業員の賃金が地域の最低賃金から50円以内で、事業場内最低賃 金で働く従業員の賃金を30円以上引き上げ、業務効率が上がる
⇒スタッフの昇給のタイミングに合わせることで、自動精算機やセミセルフレジ等を導入することができます。

働き方改革推進支援助成金

支給額:最大730万円
要件 :有給休暇の取得促進、特別休暇制度の導入、残業時間の縮減など働きやすい職場環境の整備と生産性を上げるための設備を導入
※1法人あたり1回のみ申請可能

【補助金】
IT導入補助金(インボイス枠)

支給額:最大350万円(導入にかかる費用の3/4ないし2/3)
要件 :インボイス制度対応で生産性を上げるソフトウェア(+ハードウェア)導入
⇒自動精算機やセミセルフレジの導入が該当します。
※1法人1事業年度あたり1回申請可能(別類型は併給可)

補助金・助成金を申請する際のハードルや注意点

ここでは補助金や助成金を実際に申請する際に注意すべき事項について紹介していきます。

後払い

補助金や助成金は機器の購入前に事前に支給されるものではないということに注意が必要です。 機器購入の際は立替が必要になり、そのため、購入時には機器等の費用全額分を用意しておかなければなりません。 採択されたが、自己負担分だけしか準備していない状況ですと金融機関からの調達が必要になります。もし調達ができない場合は機器購入等を断念しなければなりません。補助金や助成金の財源は税金であるため、慎重な運用をせざるを得ないことが後払いである理由の一つと考えることができます。

申請額の全額が通るとは限らない(補助金)

補助金には審査が あり、採択されるかどうかだけでなく、経費の妥当性も精査されます。審査で不適当とみなされた金額は支給額から減額されるため、申請時に想定していたよりも補助金の効果が小さくなってしまう可能性があります。補助金の減額の多くは、各補助金の公募要領を理解不足であることも多いため、補助金申請には十分な準備が必要となります。

アルメックスのご提案

提携しているコンサル会社をご紹介

補助金・助成金を活用して精算機を導入したいがその方法がわからないクリニックさまに向けて、アルメックスでは申請業務をサポート してくれるコンサル会社と提携しております。精算機ご導入の際はお気軽にご相談ください。

アルメックスのサービス

アルメックスはクリニック様向けの自動精算機および セミセルフレジを提供しています。自立型と卓上型の2種類の製品を揃えており、決済方法も、クレジットカードや電子マネーなどでの精算にも対応しております。また業界シェアトップを誇り、製品の企画、製造、販売、設置、アフターサービスまで一気通貫で行っています。アフターメンテナンスは土日祝も含め24時間365日対応可能です。クリニックDXを実現するために、ぜひアルメックスの自動精算機およびセミセルフレジの導入をご検討ください。

結論

今回は、クリニックにおける補助金や助成金の活用についてご紹介いたしました。財政的な負担を軽減し、最新の機器を導入する機会を広げるこれらの制度は、クリニックでのサービス面の質向上にも貢献できます。またアルメックスの精算機は、クリニックの運営を効率化し、患者さまへのサービスを向上する一助となります。補助金や助成金の活用を通じて、クリニックの利便性の向上やスタッフの労働環境の充実を図りましょう。詳細な情報やご相談は、お気軽にお問い合わせください。